「はてな匿名ダイアリー」に寄せられた「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した記事が大きな反響を呼び、保育園の待機児童問題がさらに注目されるようになりましたが、すぐに問題を解決できるわけもなく、それぞれのご家庭では、子育てと仕事を両立するための最良の方法を日夜検討されていることと思います。
現在、働く女性の増加によって、待機児童数も増え、保育園の代替え案としてベビーシッター需要は増加傾向にあります。そして、ネットでベビーシッターを検索すると、ネット上にはベビーシッター派遣業者やベビーシッター紹介サイトが無数に掲載されています。ベビーシッターの利用料金が低価格になったり、ネットによって利用しやすい環境になったことで、ベビーシッター業界は活気づいていますが、ベビーシッターに保育経験がない素人が行っているケースや利用登録に本人確認がなかったり、資格についても嘘をつかれればわからず、良心頼みという、ベビーシッターには常に危険と隣り合わせの側面もあります。
そのような中、横浜市の2歳の男の子がベビーシッターに預けられたあと、埼玉県内のマンションの部屋で遺体で見つかった事件が発生し、ニュースでは、ネット上のベビーシッター依頼の危険性が大きくクローズアップされました。安い料金のベビーシッター利用者は、万一の事故はいつも覚悟しているという方もいらっしゃいますが、ベビーシッターに安全、安心を求めると、どうしても料金が高くなってしまうのが現状です。
厚生労働省のホームページでは、ベビーシッターの利用に際して、留意すべきことを公開し、注意喚起しています。そこでは、ベビーシッターを利用するとき、保育料の安さや手軽に頼めるかという視点ではなく、信頼できるかどうかという視点で、ベビーシッター事業者の情報を収集しましょう。そして、情報収集にあたっては、市町村の情報や公益社団法人全国保育サービス協会に加盟している会社のリストなどを活用しましょう。一時預かりが必要な場合やひとり親への様々な支援が必要な場合は、ベビーシッターの利用に限らず、市町村に相談しましょうと述べています。
厚生労働省のページはこちら(外部リンク)>>
公益社団法人全国保育サービス協会の加盟会社リストのページはこちら(外部リンク)>>
また、ベビーシッター利用に際して、全国保育サービス協会では、ベビーシッター利用ガイドやベビーシッターの上手な利用方法などを公開していますので、是非参考にしてください。加えて、同ホームページでは、割引券の情報も公開されています。その他、割引に関係する福利厚生会社と行政を掲載します。
福利厚生会社
■すくすくえいど 株式会社ベネフィット・ワン
■えらべる倶楽部 育児補助券 株式会社ジェイティービーベネフィット
行政支援事業
東京都
■杉並子育て応援券 杉並区
■ひとり親家庭家事援助事業 新宿区
■病児保育(在宅型)利用料金の助成 足立区
■病児・病後児保育(居宅訪問型)利用料金の助成 北区
放射線技師.com