2018年6月10日に米海軍所有の最大級の病院船が日本に初めて寄港しました。そして、6月16日に一般公開(応募者のみ)されました。
マーシーは全長約273メートル。船内には集中治療室、約1000床のベッドや12の手術室があり、X線撮影装置はもちろんのこと、透視装置、CT検査装置までも搭載されているようで、まさに動く大病院といえるでしょう。
船内に放射線機器が搭載されているということは、海上でX線撮影やCT検査を実施するということ。揺れながらの検査とはどういう感じなのでしょうか?
自衛隊は平成19年から医療活動を通じてこのマーシーと連携しているようです。
平成19年より行われているパシフィック・パートナーシップ(PP:Pacific Partnership)は、米海軍を主体とする艦艇が地域内の各国を訪問して、医療活動、文化交流などを行い、その際に各国政府、軍、国際機関、NGOとの協力を通じ、参加国の連携強化や災害救援活動の円滑化などを図る活動です。
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