突然ですが、各筋肉それぞれの起始部と停止部はどこか？知っていますか。
以前の記事で、X線撮影の上達にはイメージが大切でそのための効果的なトレーニング方法をお伝えしました。患者さんの身体をみて大体骨格がイメージできるようになれば、もう下手くそな写真を撮ることはないと思います。まだイメージができていない人は、過去の記事をみてください。
イメージがしっかりできている方は、次に進みましょう。
次は何かというと、骨のX線画像から筋肉をイメージすることができるようになることです。
X線画像から筋肉をイメージできれば、骨格の動きもイメージできるようになります。
そして、骨折など損傷した部位から動きの障害も予想できるようになります。
骨格と筋肉の関係がよくわかる書籍は、解剖や整形外科関連だと考えますが、どれもピンとくるものがなく、半ば諦めかけていたところ、スポーツ関連の書籍コーナーで偶然にも良書を見つけました！
プロが教える筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト辞典
プロって誰やねんｗ
著者の先生方は、ガチの筋肉好きで、人体が動くしくみをビジュアルで理解できるように構成されているだけでなく、筋DATAなるものが巻末に掲載されており、筋肉名、支配神経、起始部、停止部、動き、筋体積、筋繊維長、筋力のトルクまで詳細に記載されています。
著者の筋肉に対する愛情がヒシヒシと伝わってくる至極の一冊ですｗ。
我々放射線技師が知らなければならない筋肉の動きに関しては、この一冊で十分だと思います。
各筋肉の起始部と停止部がビジュアルで示してありますので、すごくわかりやすく、X線画像を見ながら筋肉がイメージできるようになります。
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