私がRPT誌に英語論文を投稿したときに参考にした書籍を紹介します。

日本人の英語

まずは、これ、”日本人の英語”
日本人には冠詞の概念がないので、まずは冠詞の使い方のイメージを養うのに助かりました。
また、時制のイメージを理解するのに役に立ちました。
英語学習者の間では知らない人はいないといわれているロングセラー本、初版は1988年ですが、いつまでたっても日本人は同じ間違いを続けているのですね。
日本人が間違える英語を面白おかしく解説していて、英語の概念を知るには最適な本です!
勉強本というより読み物という感じ。通勤や出張の車内で読むのもよいかもしれません。

日本人の英語 (岩波新書)

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必ずアクセプトされる医学英語論文

続いては
”必ずアクセプトされる医学英語論文”
この本を読んで、だいたいの論文執筆の流れ、投稿の段取りを知ることができました。また、編集者の考えていることやアクセプトされる基準なども参考になります。でも、一度全部読んで、概要がわかってしまえば、手元に置いておくような本ではないと思います。アマゾンで中古本で買って、読んでまた売っぱらうのもありですw。論文書くのが初めての人は、絶対に読んでおいた方が良いと思います。そして、論文を書くということに慣れてきたら、次に紹介する本の方がより実用的です。

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英語校正会社が教える英語論文のミス100エディテージ

ちょっと難しくなります。でも、投稿するときに一番参考になりました。論文原稿に添えて編集者に送るカバーレターの例文が載っているだけでなく、再投稿するときの例文もあるので何かと役に立ちます。書いてあることが細かい(どれも必要なことですが)ので、全体の流れを掴むのには不向きです。先に紹介した必ずアクセプトされる〜を読んでからこっちを買った方がよいと思います。
よくあるミスがまとめて書いてあるので、執筆前にまず読んで、論文が完成したあとに、大きなミスをしていないかチェックするときにも使えます。

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英語論文基礎表現717

これは原稿執筆中に一番使いました。いわゆる論文で使う決まった言い回し辞典です。書きたいフレーズを考えたら、この本をみて、似たような言い回しがないか探して使っていました。ここで断っておきますが、この本の言い回しが必ずしも正しい使い方ではないということです。というのも、原稿が完成して、ネイティブに英文校正してもらうと、本で使った言い回しがそのまま校正されずに残ることはまずあり得ません。まあ、言い回しの意味は合っているので、ネイティブの校正者に書きたいことは正確に伝えられます。

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ライフサイエンス 類語辞典

これはいらんかなー
英語論文では一度使った動詞を次に同じ意味で使用するなら、別の単語に変えると聞いていたので、これは使えると思って買ってみたけど、類語はネットで調べられるので、正直あまり使いませんでした。結構いい値段します。まあ、語彙は広がりますし、買っても損したーということはないです。ただ、あまり使わなかったというだけですW。

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英語論文重要語彙717

こちらは前に紹介した英語論文基礎表現717の姉妹本になります。先の本は言い回し辞典。こちらは単語の使い方辞典です。この単語を使いたいというときに参考になります。類語辞典よりは使いましたが、これもいらんかなー。絶対必要というものではなく、語彙を広げるのには役に立ちます。

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