研究…統計…研究…統計…
ハァ…(ため息)
研究を始めると、みなさんここでつまづきます。私もご多分に漏れずつまづきます。
今でもつまづきますw。
この研究にはいったいいくつサンプルを収集したらよいのか?
最適なサンプル数は?
どの統計手法を使うのがもっとも効果的なのか?
そもそも何があるのかわからない。
統計に関する書籍はいっぱいあるが、基礎からやるにはもう時間がないし面倒くさい。
人間必要に迫られないとなかなかやる気が起きないが、統計解析に関しては、必要に迫られてもまったくやる気が起きない!
出だしからネガティブな発言ばかりですみません。つい心の叫びがでてしまいましたw。
いきなりですが、統計検定ってご存知ですか?
日本統計学会が認定している統計質保証推進協会の統計検定。統計に関する知識や活用力を評価してくれます。統計の基本、グラフや表の読み方を問う4級から大学統計専門分野終了レベルの1級まであり、統計の何から手をつけてよいかわからない方や勉強のモチベーションがイマイチの方にはおすすめの試験です。研究を行う上で、統計検定1級があれば申し分ありませんが、2級以上は取得しておきたいところです。
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以下、一般財団法人 統計質保証推進協会の統計検定ホームページから引用
統計検定とは
「統計検定」とは、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。
データに基づいて客観的に判断し、科学的に問題を解決する能力は、仕事や研究をするための21世紀型スキルとして国際社会で広く認められています。
日本統計学会は、中高生・大学生・職業人を対象に、各レベルに応じて体系的に国際通用性のある統計活用能力評価システムを研究開発し、統計検定として資格認定します。
統計検定の内容
実社会の様々な分野でのデータ解析を遂行する力
レベル的には定量的なデータ解析に深くかかわるような大学での専門分野修了程度となっています。
試験形式
統計検定1級は「統計数理」と「統計応用」の2つの試験から構成されます。いずれも,解答は論述式です。
「統計数理」:
・5問出題され,受験時に3問選択します。
「統計応用」:
・下記の4つの分野があり,申込時点で1分野を選択します。
人文科学 社会科学 理工学 医薬生物学
・各分野5問出題され,受験時に3問選択します。
試験時間
「統計数理」:90分(午前)
「統計応用」:90分(午後)
受験料(2016年8月20日現在)
1級(統計数理および統計応用) 10,000円
1級(統計数理のみ) 6,000円
1級(統計応用のみ) 6,000円
大学基礎科目に引き続いて学ぶ応用的な諸手法の活用力
大学おいて統計学の基礎的講義に引き続いて学ぶ応用的な統計学の諸手法の習得
試験形式
多肢選択問題(マークシート):20~30問程度
部分記述問題:5問~10問程度
論述問題:3題出題され,受験時に1題を選択して解答します。
試験時間 120分
受験料 8,000円(2016年8月20日現在)
大学基礎科目(1、2年)としての統計学の知識と統計的問題解決力
大学基礎科目レベルの統計学の知識の習得度と活用のための理解度を問う
試験形式
5肢選択問題(マークシート)
問題数 30~40問程度
試験時間 90分
受験料 5,000円(2016年8月20日現在)
データの分析において重要な概念を身に付け、身近な問題に活かす力
高校卒業段階までに求められる統計活用力を評価
試験形式
4~5肢選択問題(マークシート)
問題数 20問程度
試験時間 60分
受験料 4,000円(2016年8月20日現在)
データや表・グラフ、確率に関する基本的な知識と具体的な文脈の中での活用力
中学校卒業段階までに求められる統計活用力を評価
試験形式
4~5肢選択問題(マークシート)
問題数 15問程度
試験時間 60分
受験料 3,000円(2016年8月20日現在)
公的統計に関する基本的知識と利活用
調査全般に関わる高度な専門的知識と利活用手法
英国王立統計学会(Royal Statistical Society)との共同認定
RSS/JSS試験は2017年5月に行う試験を最後に現行の形態の試験を終了します。
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